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ひろつぐ出生前診断クリニック

NIPT POSITIVE RESULT

NIPTが陽性だったとき — 結果を受け取ったあとの流れ

NIPT

NIPTを受けて「陽性」という結果が届いたとき、頭が真っ白になる方は少なくありません。まず知っていただきたいのは、陽性=確定診断ではないということです。このコラムでは、陽性の意味と、その後の流れを整理します。

NIPTの陽性が意味すること

NIPTは赤ちゃんの染色体異常のリスクを評価する「非確定的検査」です。陽性とは「対象の染色体異常(21トリソミーなど)の可能性が高い」という評価であり、確定診断ではありません。

検出率が高い検査ですが、偽陽性(実際には異常がないのに陽性と出る) の可能性もあります。陽性の場合に実際に異常がある確率(陽性適中率)は、年齢や対象疾患によって異なります。

陽性の後にすること:確定検査

NIPTで陽性が出た場合、次のステップとして確定検査(羊水検査または絨毛検査)を検討します。確定検査は赤ちゃんの染色体を直接調べるため、診断が確定します。

  • 羊水検査:妊娠15〜16週ごろ以降に行います。お腹に細い針を刺して羊水を採取します。
  • 絨毛検査:妊娠11〜14週ごろに行えます。より早期に結果が得られるメリットがあります。

どちらにもごくわずかな流産リスク(1%未満)が伴います。検査を受けるかどうかは、結果を得てからどう動きたいかも含めて、ゆっくり考えていただいて構いません。詳しくは羊水検査・絨毛検査についてもご覧ください。

超音波検査を組み合わせる

NIPTの陽性が出たときは、精密な超音波検査もあわせて行うことが重要です。染色体異常がある場合、超音波で特徴的な所見が見えることがあります。逆に超音波で異常が見当たらない場合もあります。

超音波と採血の両方の情報を合わせて評価することで、次のステップをより冷静に考えられます。

一人で抱え込まないために

陽性の結果を受け取ったあとは、遺伝カウンセリングで一緒に整理するのをおすすめします。数字や医学的な説明をただ受け取るのではなく、「自分たちにとってこの情報はどういう意味を持つのか」を考える時間が大切です。

当院では結果説明とカウンセリングをセットで行い、NIPT結果説明後の次のステップについても、ていねいにご案内しています。

まとめ

  • NIPTの陽性は確定診断ではなく、確定検査で確認が必要です。
  • 確定検査には羊水検査・絨毛検査があり、それぞれ受けられる時期が異なります。
  • 結果を受け取ったあとは遺伝カウンセリングを活用してください。焦らず、一緒に考えましょう。

本コラムは、出生前診断について理解を深めていただくための一般的な情報提供を目的としています。検査の適応や結果の解釈は、妊娠週数やお一人ひとりの状況によって異なります。具体的なご相談は、外来で医師・専門スタッフへお気軽にお声がけください。

最終更新日:2026年6月23日

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