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ひろつぐ出生前診断クリニック

SOKI DOCK

早期ドック

Early Mid-trimester Scan / 妊娠14週 〜 17週

早期ドックとは

早期ドック(胎児ドック)は、妊娠14〜17週に行う超音波検査です。胎児の心臓・四肢など主要な器官が正常に発育しているかを確認し、大きな形態異常(身体の構造に関わる異常)を早期に発見することを目的としています。

初期ドックを受けるタイミングを逃してしまった方、またNIPTのみ受けて超音波検査をまだ受けていない方に特にお勧めです。
ご注意:早期ドックでは染色体異常(ダウン症など)のリスク評価はできません。染色体異常の検査をご希望の場合は、NIPTなど別の検査と組み合わせることをお勧めします。

こんな方にお勧めです

初期ドックを受け逃した方

気づいたら14週を過ぎていた、という方でも早期ドックで赤ちゃんの構造異常を確認できます。

NIPTのみ受けた方

NIPTで染色体リスクは評価できましたが、心臓・脳などの構造異常は超音波検査でしか確認できません。

中期ドックまで待てない方

18週まで「赤ちゃんが大丈夫か」という不安を抱えて過ごさなくて済みます。早めに安心を得られます。

追加検査の時間を確保したい方

万が一異常が疑われた場合でも、羊水検査などの追加検査を行う時間が十分に確保できます。

早期ドックのメリット

  • 1

    早く安心感を得られる

    中期ドック(18〜22週)まで待たずに胎児の成長を確認できるため、不安を軽減し安心して妊娠生活を送ることができます。

  • 2

    追加検査の準備時間が確保できる

    万が一異常が疑われた場合でも、羊水検査などの追加検査を行う十分な時間があります。早めの発見が早めの対応につながります。

  • 3

    NIPTではわからない情報を補完

    NIPTは染色体異常のリスク評価には優れていますが、胎児の形態的な異常(心臓・脳・四肢など)は超音波検査でしか確認できません。NIPTと組み合わせることで初めて大きな安心感が得られます。

POINT

「NIPTで陰性だったから大丈夫」と思われる方も多いですが、NIPTはあくまで染色体異常のリスク評価です。赤ちゃんの構造的な健康状態は超音波検査でしか確認できません。早期ドックを受けることで、より包括的な安心を得ることができます。

先天的な 病気全体
NIPTが調べる3疾患 約11%
NIPTでは分からない染色体異常 約4%
構造の異常など(NIPT対象外)約85%

赤ちゃんに起こりうる病気のうち、NIPTが高精度に調べる3疾患は約11%。残り約85%を占める構造(形)の異常は、早期ドック(超音波)でこそ確認できます。
出典:Wellesley D, et al. 2012 / Feldkamp ML, et al. 2017

初期ドック・中期ドックとの違い

初期ドックとの違い

最も大きな違いは、染色体異常リスクの評価方法です。初期ドック(12〜13週)は、NT(首のむくみ)の計測と構造異常の有無の両方から、染色体異常の可能性を評価します。一方、早期ドック(14〜17週)ではNTの計測は対象外となり、評価は構造異常の有無のみになります。

比較項目初期ドック
12〜13週
早期ドック
14〜17週
NT(首のむくみ)の計測○ 行う✕ 対象外
構造異常の評価○(赤ちゃんが大きく見やすい)
染色体異常リスクの評価NT+構造異常で評価構造異常のみ
そのため、構造異常を伴わないダウン症などの染色体異常は早期ドックでは評価が難しく、調べるにはNIPTを受ける必要があります。一方、早期ドックは赤ちゃんが少し大きくなっている分、構造異常の有無は確認しやすくなるという利点があります。

中期ドックとの違い

早期ドック(14〜17週)と中期ドック(18〜22週)は、どちらも赤ちゃんの構造異常を観察する点は共通しています。大きな違いは「時期」です。

比較項目早期ドック
14〜17週
中期ドック
18〜22週
構造異常の観察
診断できる時期早い(時間を稼げる)やや遅い
所見があった場合の追加評価染色体検査・NIPTなどに進む時間を確保しやすい時期によっては限られる
構造評価の精度体が小さく中期に劣るより詳細
早期ドックは早く診断できるため、その後の時間に余裕が生まれます。所見があった場合に、染色体検査などのより詳しい評価に進めるほか、構造異常を伴わないダウン症のような疾患をNIPTで評価する時間も確保できます。一方で、この時期は赤ちゃんがまだ小さいため、構造の評価そのものは中期ドックに劣る面があります。

段階的な検査の流れにおける位置づけ

推奨される検査の流れ

妊娠10週〜 NIPT
妊娠12〜13週 初期ドック
妊娠14〜17週 早期ドック
妊娠18〜22週 中期ドック
妊娠25〜30週 心臓ドック

初期ドックを受けられなかった場合に、早期ドックがその代替として有効です

各ドックの比較

妊娠初期から中期にかけて行う3つの胎児ドックの違いを一覧でご確認いただけます。それぞれの検査には特徴があり、目的に応じて選択・併用することで最大の安心が得られます。

項目初期ドック早期ドック中期ドック
実施時期12〜13週14〜17週18〜22週
染色体リスク評価✅ 可能❌ 不可❌ 不可
構造異常チェック✅ 可能✅ 可能✅ より詳細
検出精度全疾患の50%以上主要な形態異常詳細
追加検査の時間十分にあるある程度ある週数によっては限られる

よくあるご質問

Q 初期ドックと早期ドックはどう違いますか?
A

初期ドックは妊娠12〜13週に行い、染色体異常リスク評価と構造異常の両方を確認できます。早期ドックは14〜17週に行い、構造異常の確認が主な目的です。染色体異常のリスク評価は早期ドックでは行えないため、NIPTなど他の検査と組み合わせることをお勧めします。

Q 初期ドックを受け逃した場合、早期ドックは有効ですか?
A

はい、有効です。初期ドックのタイミングを逃してしまった場合でも、早期ドックで胎児の構造的な異常を確認できます。ただし染色体異常のリスク評価は難しいため、NIPTなど他の検査と併用することをお勧めします。

Q NIPTだけ受けた妊婦さんが早期ドックを受けるメリットは?
A

NIPTは染色体異常のリスク評価には優れていますが、心臓・脳などの構造異常は確認できません。早期ドックを受けることで赤ちゃんの構造的な健康状態も確認でき、中期ドックまで不安な気持ちで長期間過ごす必要がなくなります。

Q 早期ドックと中期ドックはどちらを選ぶべきですか?
A

早期ドックは中期よりも早い段階(14〜17週)で構造異常をチェックでき、不安解消や追加検査への時間的余裕が生まれます。一方、中期ドックは赤ちゃんがさらに成長しているため、より詳細な評価が可能です。可能であれば両方の受診をお勧めします。

最終更新日:2026年6月22日

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