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ひろつぐ出生前診断クリニック

TRISOMY 18 & 13

18トリソミー・13トリソミーとは — NIPTが対象とする2つの疾患

疾患の基礎知識

NIPTが対象とする3疾患のうち、ダウン症候群(21トリソミー)についてはよく知られていますが、18トリソミーと13トリソミーについてはあまり知られていないことも多いです。ここでまとめて整理します。

18トリソミー(エドワーズ症候群)

18番染色体が3本ある状態です。約5,000〜8,000人に1人の頻度で生まれます。

主な特徴

多発奇形が特徴で、心臓・腎臓・消化管・骨格などに複数の異常を合併することが多いです。手の指が重なり合うような特徴的な姿勢(overlapping fingers)や、「いちご型」と呼ばれる頭の形が超音波でみられることがあります。

予後について

18トリソミーの多くは妊娠中や出生直後に亡くなることが多く、1歳まで生きられるのは約10%とされています。ただし、生存する子もおり、個人差があります。

13トリソミー(パトウ症候群)

13番染色体が3本ある状態です。約10,000〜16,000人に1人の頻度で生まれます。

主な特徴

口唇口蓋裂、多指症(指の数が多い)、前脳胞症(脳が十分に分かれていない)などが特徴的です。心臓の異常も高頻度に合併します。

予後について

18トリソミーと同様、多くが妊娠中や生後早期に亡くなりますが、生存する子もいます。

NIPTでの検出精度

疾患検出率偽陽性率
18トリソミー約97.9%非常に低い
13トリソミー約99.0%非常に低い

いずれも高い精度でスクリーニングできますが、確定診断のためには羊水検査が必要です。

超音波での所見

18トリソミーや13トリソミーは、初期の超音波でも手がかりとなる所見が見られることがあります。NTの増大や構造異常など、初期ドックでの評価がこれらの疾患の早期把握にも役立ちます。

詳しくは18トリソミーのページ13トリソミーのページもご覧ください。

まとめ

  • 18トリソミー(エドワーズ症候群)は約5,000〜8,000人に1人、13トリソミー(パトウ症候群)は約10,000〜16,000人に1人の頻度です。
  • どちらも多発奇形を合併し、予後は厳しいことが多いです。
  • NIPTでは両疾患とも高い精度でスクリーニングできます。

本コラムは、出生前診断について理解を深めていただくための一般的な情報提供を目的としています。検査の適応や結果の解釈は、妊娠週数やお一人ひとりの状況によって異なります。具体的なご相談は、外来で医師・専門スタッフへお気軽にお声がけください。

最終更新日:2026年6月23日

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